南海トラフ地震に備え防災意識を高めようと、高知市の大学が地域住民と合同で防災避難訓練を行いました。

訓練を行ったのは高知市大津にある高知健康科学大学と近隣の新木本町(しんぎほんまち)町内会です。新木本町周辺は5メートル未満の津波による浸水が想定されていて、住民らは津波避難ビルとなっている、大学講義棟の屋上に避難しました。また、避難所での生活も想定し、非常食の試食も行われました。

■参加した学生
「(今年1月の)能登の地震があってから、南海トラフ(地震)に対しての防災意識を高めるべきだと思って、学校がボランティアを開催してくれたので、参加したいと思って参加しました」
■参加した学生
「患者さんとかにも対応できるようにしっかり勉強して指示を出していけたらなと思います」

■新木本町町内会 高橋康範会長
「年1回は、今後も避難訓練をしていこうと思いますけど、これから参加する人が徐々に増えていけばいいと思います」

大学と町内会は、今後も合同で防災のイベントを行いたいとしています。

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