〈大相撲九州場所 初日 10日 福岡国際センター〉

西前頭16枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)が110年ぶり新入幕優勝を飾った3月の春場所以来231日ぶりの幕内白星を飾った。

3場所ぶりの幕内復帰となった尊富士は初日の取組で東前頭17枚目の朝紅龍(26=高砂)を下し、復帰初戦を白星で飾った。

尊富士は新入幕の3月春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たしたものの、右足を故障。夏場所を全休して十両に陥落したため、幕内での取組自体が春場所の千秋楽(3月24日)以来。231日ぶりの幕内の土俵で幸先よく勝利を挙げた。

尊富士は春場所の幕内優勝後に夏場所と名古屋場所で2場所連続休場したが、秋場所で十両優勝。ことしは皆勤した場所では全て優勝している。

◆尊富士の2024年
初場所   13勝2敗で十両優勝
春場所   13勝2敗で幕内優勝
夏場所   けがのため全休
名古屋場所 初日から休場。中日から2連勝もその後再休場
秋場所   13勝2敗で十両優勝

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