能登半島地震を教訓に、防災対策やまちづくりについて考えるセミナーが、富山大学で開かれました。
「能登半島地震から今学ぶこと」と題して開かれたセミナーでは、北陸3県の大学の教授らが、それぞれの専門分野の観点から、地震活動による地形の変化や有効な防災対策などについて講演しました。
このうち、自然地理学を専門とする金沢大学の青木賢人准教授は、能登半島の地形条件や、地震によって発生した海岸の隆起や地すべりについて解説し「自分が住む地域の地理的特性を理解したうえで、必要な備えをすることが大切」などと講じました。
また、地質学を専門とする福井大学の山本博文教授は、能登半島地震発生から3分という早さで富山に津波が到達したことをあげ
津波避難の基本として
▼車の渋滞を避けるため徒歩で逃げる
▼川を渡らない
▼低地を通らない
ことなどを再認識するよう呼びかけました。
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