玉野市医師会と岡山県産婦人科医会が大塚製薬と協力し、妊娠や出産に備える健康管理の重要性を広める研修会を7日玉野市で開きました。

研修を前に、玉野市医師会と岡山県産婦人科医会が、プレコンセプションケアの啓発活動への協力を玉野市に要望しました。「プレコンセプションケア」とは将来の妊娠・出産を見据えた健康管理を促す取り組みです。

研修では妊娠初期に起こる神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるビタミンBの一種、葉酸(ようさん)を適切な時期に摂取することの重要性などが説明されました。

(川崎医科大学 産婦人科学 下屋浩一郎主任教授)
「婚姻届けを出されたときとか、あるいは妊娠の届けを出されたときに、こういった葉酸の摂取とかのサポートをしていただける体制ができれば」

玉野市は若い世代が安心して出産できるよう前向きに実施を検討したいとしています。

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