先月の衆議院議員選挙で、酒田市の一部地域に入場整理券が届かなかった問題で、市の選挙管理員会は「そもそも入場整理券を作成していなかった」と検証結果を発表しました。
酒田市選挙管理委員会・高橋清貴委員長「心からお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。」
酒田市選挙管理員会はきょう、緊急会見を開き、問題の検証結果を明らかにしました。
それによりますと、入場整理券が配布されなかったのは西荒瀬地区で301通637人、新堀地区で21通33人の合わせて322通670人でした。
原因は入場整理券を印字したプリンタのデータを分析したところ、職員のデータ入力ミスにより、未配布地域の入場整理券をそもそも印字していなかったことが判明しました。また最終の目視点検でも見逃していたということです。
選挙管理員会では未配布の有権者にお詫びの文書を郵送するとしています。
また再発防止策としては印字作業や発送前の通番確認と総枚数の確認を職員2人1組で行うとしています。
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