長崎県南島原市で、11月7日に撮影された「雲」の映像がNBCに届きました。「面白い雲の写真を撮りました。どういう雲ですか?」との質問です。

これは飛行機雲が風に流されて変化した雲だと思われます。その形から「肋骨雲」(ろっこつうん、ろっこつぐも)と呼ばれる雲です。

風向きなどから、南島原市の西にある長崎県五島市の上空を飛んでいた飛行機から出た飛行機雲が、長く伸びながら変化したものと考えられます。

「肋骨雲」は、巻雲の一種で、中心に魚の背骨を思わせる直線状の雲があり、それから肋骨のように筋状の雲が左右に出ています。天気悪化の前兆といわれています。

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