総務省が所管する統計調査の労働力調査で、県が任命し世帯を訪問する枕崎市の調査員1人が、携帯する調査員証を紛失したと県が発表しました。
調査員証を紛失したのは県が任命した枕崎市の調査員1人です。県によりますと、この調査員は総務省が所管する統計調査である労働力調査において、11月3日に県から交付された調査員証を首にかけて対象世帯を訪問し、調査票を配布・回収する方法で調査しました。そして翌4日に確認のため対象世帯を再び訪問しようとしたところ、調査員証を紛失したことに気がついたということです。
調査員はその後自宅や車などを調べましたが調査員証を発見できず、8日県の統計課に連絡し、枕崎警察署に遺失届を提出しました。
今回の労働力調査で県内全体の調査対象は600世帯で、うち調査員証を紛失した調査員は枕崎市内の20世帯が調査対象でした。県は今後、統計調査を装った「かたり調査」などに悪用されるおそれもあるとして、枕崎市の調査員が紛失した交付番号第47号の調査員証は無効であることや、調査員が訪問した際には提示する調査員証の番号や顔写真による本人確認などを行うよう注意を呼びかけています。
問い合わせ先は県統計課090-2504-1646または枕崎市企画調整課0993-76-1089です。
今回の紛失に対して県統計課は今後同様の事態が起きないように調査員への指導を改めて徹底していくとコメントしています。
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