10月、仙台市に住む70代の男性がSNSで知り合った国連の医師を名乗る人物から現金120万円をだまし取られました。
警察によりますと、今年8月9日、仙台市泉区に住む70代の男性がSNSで友達申請され、親しくなった国連の医師をしている女を名乗る人物から、「ウクライナで活動している。日本に設立する病院で使う新型の医療機器の配送料を貸してほしい」などと言われました。
この話を信用した男性は10月1日に、金融機関の窓口で「医師の女」から指定された口座に現金およそ120万円を振り込みました。その日のうちに、男性はさらに400万円を要求され、別な金融機関の窓口で振り込もうとしましたが、不審に思った職員に止められ、詐欺の被害に気づきました。
男性は、知り合ってから、毎日のようにSNSで会話をしていて、警察で、男性の好意を利用したロマンス詐欺事件として捜査しています。
警察は、SNS上での金銭に関するやりとりには細心の注意を払うよう呼びかけています。
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