合成麻薬LSDに似た「1D-LSD」と呼ばれる合成化合物について、厚生労働省の専門家会議は「指定薬物」に指定することを承認しました。

合成麻薬LSDに似た、いわゆる「1D-LSD」を含むと見られる製品を摂取した人から、錯乱状態になるなどの健康被害が去年から複数報告されています。

そのため、きょう行われた厚労省の専門家の会議で「1D-LSD」と呼ばれる合成化合物を「指定薬物」として指定することが承認されました。

また、いわゆる“大麻グミ”から検出された「HHCH」は去年11月に「指定薬物」とされましたが、構造の似たものが流通しているとして「HHCH」と似た15物質についても新たに「指定薬物」として包括的に指定することが承認されました。

来月11日にもこれらの成分を含む製品の所持、使用、販売が禁止されることになります。

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