きょう11月7日は二十四節気のひとつ「立冬」です。伊佐市で、今シーズン県内最低の3.7度を観測しました。一方、奄美大島ではアイスに海水浴とまだまだ夏の景色です。

鹿児島県伊佐市大口では7日朝、寒さで川から蒸気が立ちのぼる様子が見られました。7日朝の県内は高気圧に覆われて良く晴れ、放射冷却の影響で気温が下がりました。

伊佐市では今シーズン県内最低の3.7度を観測したほか、さつま町で4.6度、錦江町で5度など、県内33の観測地点のうち30か所で今シーズン最低となりました。

薩摩川内市の川内川では水温がまわりの気温を上回って霧が発生し、幻想的な景色が広がっていました。

「秋が通り越した感じ、秋がなかったような感じですね」

子どもたちは寒さ対策をして元気に登校していました。

(児童)「いままで半袖。きのうから(長袖に)外が寒かったから」
「マフラー。ちょっと寒いから、あったかい」

一方、こちらは奄美市です。雲が広がる一日でしたが、最高気温が26.5度と夏日となりました。

観光スポットのあやまる岬のカフェでは、アイスクリームを食べる観光客の姿が見られました。

(東京から観光)「けさは東京は寒かったんけど、飛行機で到着してからはやっぱり南に来たなという感じ」

(アイスクリームを食べた男の子)「あんまり冷たくない」

また近くの海岸では、観光客が海で泳いでいました。

(東京から観光)「とりあえず海を見たら入るぞと、入りに来て誰も入っていないので独り占め。温かい海水と冷たい海水がほどよく混ざっていて今(外)の方が寒い」

県内の8日の天気は下り坂で、冷え込みはゆるむ見込みです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。