会社の営業秘密が含まれるデータを不正に複製し持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いで6日、中国籍の男が逮捕されました。
不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、岩手県奥州市水沢の人材派遣会社社員・張恩波(チョウ・オンバ)容疑者(48)です。県警によりますと、張容疑者は2023年8月21日午後8時ごろ、当時、派遣社員として勤務していた奥州市の精密機器メーカーで、営業秘密の入ったファイルデータ2点を会社のパソコンを使ってUSBに不正に複製し、持ち出した疑いが持たれています。
データは会社が製造する精密機器に使われる部品の説明書ということです。張容疑者は当時、部品の改善などを担当する部署でデータ整理の業務にをしていて、持ち出された情報の流出は確認されていません。
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