「キャッシュカードを新しいものに作り替える必要がある」と甲府市の80代女性にウソの電話をしてキャッシュカードをだましとり、ATMで現金154万円余りを引き出した疑いで22歳の女が逮捕されました。
女は電話詐欺の受け子と出し子とみられています。
逮捕されたのは東京都渋谷区の配送業 鯉田愛美容疑者(22)です。
警察によりますと、3月26日に甲府市に住む80代の女性の電話に市役所職員や金融機関職員をかたる人物から「キャッシュカードが古く、新しいものに変える必要がある」などという電話がありました。
その後、金融機関職員を装った鯉田容疑者が女性の家を訪れてキャッシュカード2枚を受け取り、26日から28日にかけて、キャッシュカードを利用して甲府市、静岡県浜松市、静岡市のコンビニエンスストアのATMで合計154万3000円を引き出した疑いが持たれています。
キャッシュカードの利用履歴から犯行を特定し、宮城県ですでに電話詐欺の受け子として逮捕されていた鯉田容疑者を7日に逮捕しました。
鯉田容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は鯉田容疑者は電話詐欺の受け子と出し子の役割を担っていたとみて、詳しく捜査していくことにしています。
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