「腐ったミカン」などと暴言を吐かれ退職を迫られたとして、元職員らが学校法人を訴えた裁判で和解が成立しました。

 訴えなどによりますと、学校法人・追手門学院の元職員の男性3人は、2016年、職員研修中に「腐ったミカンを置いとくわけにはいかない」などの暴言を吐かれるなどして「うつ病」などを発症し休職。

 ところが、法人側から「退職扱い」とされたとして損害賠償などを求め提訴していました。

 弁護団によりますと6日法人側が3人に解決金およそ9000万円を支払うことなどを条件に和解が成立したということです。

 (原告の男性)「こういうような被害を受けた方は声を上げて社会から疎外を受けないような形をとっていただければと思います」

 追手門学院は「和解条項の内容に従い引き続き再発防止に務める」としています。

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