カニの季節が到来。ズワイガニ漁が解禁です。

 11月6日朝の兵庫県新温泉町。漁に出た船が港に帰ってきます。次々と揚がってくるのは日本海の冬の味覚「ズワイガニ」です。山陰地方では「松葉ガニ」と呼ばれ冬を代表する食材で、毎年、11月6日は漁の解禁日。水揚げされたカニは、大きさや身の詰まり具合などで分類されていきます。

 「身もしまっていて甘みもたっぷりあるので、家族の皆さんで食べてもらったら」

 正午になると、鐘の合図で初セリ開始。大きさや重さ、脚がそろっているかなどをみて、全体で一番良いオスのズワイガニからセリが始まります。価格はどんどん上がっていきます。そして・・・1杯280万円で競り落とされました。

 (落札した人)「(Q上限はなかった?)予算の上限無かったです。フォルムがいいですね。フォルムが」

 大阪の阪急百貨店では、兵庫で水揚げされた松葉ガニが津居山漁港から直送され、棚に並びます。お値段、1杯69800円(税込み)と高額です。

 「カニおいしいですよね。解禁日を待ちわびてました。(値段の)まるがひとつ多くてびっくりしました」

 ズワイガニ漁は3月ごろまで続きます。

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