戦時中、マレーシアのボルネオ島で起きた悲劇と、遺族による和解の取り組みを伝えたSBCスペシャルが、日本民間放送連盟賞の最高賞、グランプリに選ばれました。

テレビのグランプリを受賞したのは、テレビ報道部門で最優秀に選ばれていた「SBCスペシャル 78年目の和解 ~サンダカン死の行進・遺族の軌跡~」です。

6日は東京で、制作を担当した湯本和寛記者が表彰されました。


番組は、戦時中、現在のマレーシアのボルネオ島で、連合軍の捕虜や日本兵、地元住民などが犠牲になった悲劇と、その遺族による和解の取り組みを伝えました。

戦争の加害者と被害者の和解をテーマに取材を長年続け、埋もれていたテーマを見い出したことが評価されました。


また、連盟賞の最優秀には、テレビバラエティ部門で千曲市のおせっかいゲストハウス「昭和の寅や」を取り上げた「SBCスペシャル 寅や」と、ラジオエンターテインメント部門の「こてつのびんびんサタデースペシャル ~Dr.北村性の課外授業~」が選ばれ、表彰を受けました。

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