島根県雲南市にあるJR木次線の駅で、ハロウィーンイベントがあり多くの親子連れでにぎわいました。イベントを仕掛けたのは、ボランティアで駅の飾り付けをしている地元の有志グループです。
雲南市大東町にあるJR出雲大東駅。待合室に何かを運び込む人たちが。
Qこれは何ですか?
「これですか?ハロウィーンのかぼちゃ。ごみ袋と新聞紙で作ってます」
深田雅美さんは、大東ステーションデコレーターズその名も「DSD」のメンバー。
2年ほど前から駅の飾り付けに有志で取り組んでいて、雲南市と出雲市の30人近い仲間と、この春、DSDを結成。
去年のクリスマス以降、節目ごとに駅でイベントを開催しています。
DSD深田雅美さん
「こちらの(出雲)大東駅でハロウィーンパーティーのイベントをするので、その準備の飾り付けをメンバーでしています。木次線の利用者さんが年々減って来てるという所があるので、地域の足として存続してもらいたいっていう気持ちもあります」
以前から別の有志グループで駅舎の待合室を使い、イベントを開催していたものがコロナ禍で全て中止され、外出制限で駅も寂しくなったのをきっかけに駅をデコレーションすることにしたといいます。
DSDメンバー
「何かもう学園祭みたいですよ、本当」
DSD深田雅美さん
「いろんな人と関わりがある、出来るっていう所が一番、大事かな。こういう飾り付けをしとっても、なにかいろんな人が声かけてごされて、きょう何してるの?とか、あなたたちがこういう飾り作っとったんかねとかって言ってごされると非常に嬉しいし」
Q器用ですねえ?
「元々のデザインがあるので、それを切って、やってますね。絵を描くのが得意な人もいるし、お花紙でも、ああやっていろんな色を使ってデザインを作るとか。
待合室全体で見ると上手く重なって、とっても良い雰囲気が出て来るかなと思うので、やっぱりそれが一番楽しいかな」
翌朝のイベント当日。
出雲大東駅の待合室はすっかりハロウィーン仕様になっていました。
列車に乗ろうと、たまたま駅に来た親子もびっくり。
親子連れ
「可愛い。ハロウィンで良いですね。テンションが上がりますね。こういう飾り付け、イベントごとにされてるんですかね」
「ハッピーハロウィーン、ハッピーハロウィーン」
ゾンビメイクのスタッフを見た子どもはびくびく。
DSDスタッフ
「大丈夫だよ、どうぞ。ハッピーハロウィーン、ハッピーハロウィーン。あっお菓子どうぞ。怖がって、背中向けちゃった」
Q怖がってもらえたら?
「あっ、冥利、冥利。嬉しいです」
ドラキュラの仮装で撮影するのは、公式カメラマンです。
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