鹿児島県内で子どもの虐待の認定件数は、社会的な関心や意識の高まりを背景に年々増加していて、昨年度、3000件を超え過去最多となりました。
こうした中、虐待防止を訴える街頭活動「オレンジリボンキャンペーン」が4日、鹿児島市でありました。
毎年11月は国が定める「児童虐待防止推進月間」で、オレンジリボンは虐待がない社会の実現を目指す運動のシンボルとなっています。
鹿児島市の天文館では4日、県や鹿児島市の職員、ボランティア団体などが、オレンジリボンを配り、ツリーに結んでもらいました。
(リボン結んだ人)「育てている側からすると、お母さんがいっぱいいっぱいになる気持ちも分かる。社会全体で解決できるようになればいい」
(ボランティア団体・鹿児島キワニスクラブ 山中憲幸会長)「子どもたちをみんなで見守るという感じで(リボンを)結んでもらえばと声掛けしている。みなさんと一緒に活動を続けていきたい」
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