山口県下松市で3日、恒例の「きつねの嫁入り」が行われ、大勢の見物客が訪れました。

「きつねの嫁入り」は、下松市の花岡福徳稲荷の恒例行事です。新郎新婦役は地域の若い男女が担いますが、どこの誰なのか明かされることはありません。子どもたちや高校生など地域の団体がみこしを担いで通りを練り歩きました。

その昔、白ギツネの夫婦のなきがらを、この地で手厚く供養したのが稲荷社の始まりです。戦後、キツネにちなんだ「嫁入り行列」が秋の稲穂祭りに登場し、今回は75回の記念のまつりです。

訪れた人は
「こういう機会に感謝しながら楽しめたことが良かったです」
「大切な伝統なので、こどもたちに語り継いでいきたいです」

まつりが終わると、地域は年の瀬に向けての準備が始まります。

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