3日午前、札幌市営地下鉄の南郷7丁目駅で、自動走行中の列車が正規の停止位置を約40メートル通り過ぎました。
機器の誤作動が原因とみられています。
札幌市交通局によりますと、3日午前10時半すぎ、東西線の南郷7丁目駅で、自動運転で走行していた新さっぽろ駅発・宮の沢駅行きの列車が、正規の停止位置を約40メートル過ぎて停車しました。
通常は、ドアの開閉以外はすべて自動運転ですが、停車位置を過ぎる前に機器が故障を検知したため、運転手が手動でブレーキをかけましたが間に合わなかったということです。
これにより7両編成のうち、前方2両がホームからはみ出しましたがドアは開かず、けが人はいません。
その後、運転手が手動運転で本来の停車位置まで列車を戻し、約5分遅れで運転を再開しました。
札幌市交通局は、車両交換を行い、機器が故障を検知した原因を調査しています。
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