中国電力は3日、12月上旬の再稼働を予定している島根県松江市の島根原子力発電所2号機への燃料集合体の装填を終了したと発表しました。
中国電力によりますと、10月28日に開始した島根原子力発電所2号機への燃料集合体560体すべての装填作業を3日午前11時19分に終了したということです。
島根原発2号機は福島第1原発事故を受けて強化された新規制基準適合審査に合格し、関係自治体の同意を得たこと。また、安全対策工事を終えたことで、2012年に運転休止して以来の再稼働を目指していて、今後、原子炉の密閉性の確認や各種機器の検査などを経て、12月上旬に再稼働する予定です。
中国電力は
「引き続き安全確保を第一に、原子炉起動に係る設備の検査・試験を行うなど、再稼働に向けた一つひとつの準備を着実に進めてまいります」
としています。
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