広島市中区薬研堀のマッサージ店で女性店員が殴られるなどし現金が奪われた強盗事件で、広島県警は1日、住所不詳の建設作業員、伊藤希実容疑者(24)を強盗傷害の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、伊藤容疑者は10月24日午後9時ごろ、広島市中区薬研堀のマッサージ店で、女性店員(20歳代)の腹などを数回膝蹴りしたほか、髪を掴んで顔面に叩きつけるなどし、店から現金3000円を奪った疑いがもたれています。女性店員は頭や顔に軽いけがをしました。
警察の調べに対し、伊藤容疑者は「今は話すことは特にないです」と供述しているということです。
マッサージ店から110番通報を受け、警察が現場に駆け付けましたが、伊藤容疑者はすでに逃走。店内の防犯カメラの映像などから特定し、行方を追っていたところ、1日、広島市安佐南区内で発見されたということです。伊藤容疑者は事件の前に客として料金を支払って施術を受けていたといい、警察が詳しいいきさつを調べています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。