自転車の「ながら運転」をはじめ、危険な運転に対して罰則を強化する改正道路交通法が施行されました。
警察は改正内容の普及を図ろうと、盛岡市内で啓発活動を行いました。

1日は警察官7人が、盛岡市大通の街頭に立って「ながらスマホ」の罰則について知らせるチラシを配りました。
今回の改正によって、自転車の運転中にスマートフォンなどを使用する「ながらスマホ」は、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金で、事故を起こすなど危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役、または30万円以下の罰金が科されます。

また、自転車の「酒気帯び運転」には新たな罰則が設けられ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

(岩手県警察本部交通企画課 田中慎也課長補佐)
「自転車の「ながらスマホ」は、前を見ることがおろそかになって非常に危険な行為なので、絶対にやめていただきたい」

岩手県警によりますと県内で今年、自転車が関係した交通事故は10月31日までに116件発生していて、2人が亡くなっています。

警察は引き続き改正内容の周知を進めながら、取り締まりを強化します。

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