29日午前、上田市の中心部で、空き家と倉庫が全焼し、近くの国道18号が通行止めになるなど、現場は一時騒然としました。
刈った草をバーナーで焼いていた火が、建物に燃え移った可能性があるということです。

消防によりますと、火事があったのは上田市中央空き家で、29日午前10時ごろ、通りかかった人から「煙が見える」と消防に通報がありました。

現場はJR上田駅から北側に1キロ余り離れた市の中心部。

国道18号沿いにある建物です。

この火事で消防車5台が出動して、消火活動が行われましたが、一時、黒い煙や炎が上がるなど、辺りは騒然としました。

近所の人:
「煙は真っ黒で、下から(火が)真っ直ぐに上がっていた」

近所の人:
「燃え始めてから勢いがあった」
「人住んでいない空き家だった」


火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての建物と倉庫が全焼。

けが人はいませんでした。


この火事の影響で、現場沿いを走る国道18号は、午後1時前までおよそ2時間にわたって通行止めとなりました。

警察によりますと、建物の関係者が草刈りで刈った草をバーナーで焼いていたところ、火が燃え移った可能性があるとみて、詳しい原因を調べています。

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