秋篠宮ご夫妻が来月3日から外交関係樹立100周年にあたるトルコを公式訪問されることが、けさの閣議で正式に決まりました。

宮内庁によりますと、秋篠宮ご夫妻は日本とトルコの外交関係樹立100周年にあたりトルコ政府から招待を受け、来月3日から8日まで6日間の日程でトルコを公式訪問されます。

ご夫妻は3日に政府専用機で羽田空港を出発し、アンカラに到着されます。4日にはエルドアン大統領への表敬訪問が調整されているほか、現地に住んでいる日本人や日本にゆかりのあるトルコ人らと交流されます。

5日はイスタンブールに移動し、アヤ・ソフィア・モスクやトプカプ宮殿を訪問した後、外交関係樹立100周年の記念式典にのぞみ、秋篠宮さまがあいさつされる予定です。

6日はイスタンブール現代美術館で外交関係樹立100周年の記念事業として行われている美術家の塩田千春氏の個展を鑑賞し、ブルーモスクを訪問されます。

7日には再びアンカラに移動して、日本の機関が発掘調査を行っているカマン・カレホユック遺跡を訪れ、隣接する三笠宮記念庭園や博物館を視察したのち、8日に帰国されます。

秋篠宮ご夫妻のトルコ訪問は今回が初めてで、皇族のトルコ公式訪問歴は三笠宮ご夫妻が1963年と1986年に、また、寛仁親王ご夫妻が1990年と1998年に、2010年には寛仁さまがお一人で訪問されています。

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