熊本県内の小中学校で不登校の児童生徒の人数が11年連続で増加し、過去最多となりました。
県教育委員会によりますと、昨年度(2023年度)の小中学校の不登校者数は、前の年度より495人多い5848人で、過去最多となりました。
不登校の理由としては「学校生活に対してやる気がでない」や「不安・抑うつ」、「生活リズムの不調」などがあり、県教委はコロナ禍の影響で登校意欲が低下した可能性を指摘しています。
また、県内の小学校では暴力行為も392件と、前の年度より144件増加しました。そのうち最も多かったのは「生徒間暴力」で、143件でした。
県教委は要因として、感情を抑制する力や自己肯定感が育っていない児童の増加などを挙げていて、安心して学べる環境を確保する必要があるとしています。
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