文部科学省が公表した昨年度の国公立と私立の児童・生徒の暴力行為の調査で、中学生の教師に対する暴力行為が1000人あたりの数で「全国ワースト」となりました。また、小中学校と高校、あわせた全体の暴力行為数も同様に全国5番目に多い数となりました。

文科省は、国公立と私立の小中学校と高校を対象に児童・生徒の問題行動の調査を毎年行っています。

それによりますと、昨年度の青森県での暴力行為は、児童・生徒同士や器物損壊などあわせて1709件となり、3年ぶりに前の年度を下回りました。

このうち、中学生の教師に対する暴力行為は129件あり、1000人あたりの発生件数では4.5件と全国でワーストとなりました。

また、小中学校と高校、全体の1000人当たりの暴力行為の発生件数は15.5件と全国平均の8.7件を大きく上回って、全国で5番目に多くなっています。

県教育委員会では、軽微なものも暴力行為として捉え早期に適切な指導を行うなど粘り強く、生徒指導をしてきたいとしています。

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