自転車の「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」の罰則が、1１月1日から強化され、警察などは注意を呼びかけています。

スマートフォンを使用しながら自転車を運転する「ながら運転」について、11月1日から、事故を起こすなどの危険を生じさせた場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。

また、危険を生じさせなくても、スマホを手に持ちながら通話や画面を注視した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科されます。

罰則の強化を周知するため、名古屋市熱田区の駅前では30日、愛知県警の警察官と熱田高校の生徒らが道路交通法の改正について通行人に注意を呼びかけました。

愛知県警の担当者は「『ながらスマホ』は視野が狭くなり、ふらつき運転になるので絶対にしないでください」と話していました。

このほか、自転車の酒気帯び運転も10月31日から、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることになり、警察は交通ルールの周知を進める方針です。

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