岩手県教育委員会は31日、国が実施した小学校、中学校、高校の児童・生徒によるいじめや暴力などに関する調査の結果を公表しました。暴力行為の件数と不登校の人数は最多となっています。
特に注意この調査は児童や生徒の指導に生かすため国が年に一度実施しているものです。
今回の調査の対象となる期間は、2023年度の1年間で、岩手県内では国公立と私立の小学校、中学校、高校、そして特別支援学校など515校が対象です。
調査結果によりますと人への攻撃や物を壊すなどの暴力行為は962件発生し、記録が残る2006年度以降で、最多となりました。
また不登校の人数は3052人で、こちらも記録の残る2004年度以降で最多です。
一方でいじめの認知件数は7862件で、前の年度から394件減少しました。
県教育委員会は昨年度から県内に6つある教育事務所にエリア型カウンセラーを配置していて、今後も児童や生徒が相談しやすい体制の構築を進めるとしています。
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