昨年度、山梨県内の公立学校で確認されたいじめ、暴力行為、不登校がいずれも過去最多となったことが分かりました。

この調査は全国で毎年行われているもので、昨年度、県内の公立の小中高校 それに特別支援学校のいじめの認知件数は8408件でした。

前の年度より305件増え、過去最多となりました。

また国立と私立も含めた1000人あたりの認知件数は102.3件で、山梨は全国の2位の高さでした。

県教育委員会は「小さな事案も積極的に認知したため」としています。

また小・中・高校で起きた暴力行為は417件で、こちらも過去最多となりました。

県教育委員会 特別支援教育・児童生徒支援課 弦間修課長:
「昨年の5月に(新型コロナが)5類に移行し、通常の生活は取り戻したものの良好な交友関係を築いたり、集団の中で生活していく力を身に付けたりするところが身に付けられないまま来ているところもあるのでは」

さらに不登校は小学校、中学校ともに前の年度より100人以上増えていて、こちらも過去最多となりました。

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