富山県小矢部市の神社に集まったふんどし姿の男たち。境内には太鼓の音が響き渡ります。ふんどし姿の男たちが太鼓の合図とともに「雄たけび」をあげ一斉に走り出しました。

富山県小矢部市下後亟地区で300年以上前から続くとされる全国的にも珍しい奇祭『酒とり祭り』。

この祭りは、大凶作の際に村人が総出で酒を撒き無病息災と五穀豊穣を祈願したのがはじまりとされています。

ふんどし姿の男たちは参拝者に酒を多くふるまえばふるまうほど、参拝者は酒を多くかけられるほど幸せを呼び込めると言われていて、28日は地元の若者たちらが祭りを盛り上げました。

「どうもありがとうございました!」

地元出身の参加者「例年よりも暖かったんで、その分、思いっきりやれましたね。こういうお祭りがあるのはかなりうれしいですね」

地元出身の参加者「最近は参加できるメンバーとかも、年々少なくなってきていて、うまく祭りが終われる心配だったんですけど、無事に終われてよかったです」

熊本県から初めて参加した祭り好きの男性は…。

熊本県から初参加「わけもわからずやったので、あっという間に終わったという感じです。注ぎはしましたけど、どれくらい注いでいいのかわからず、ちょっと多いみたいな。加減がわからなくて、それでどうかなと探り探りやっていた。自分の地元にも祭りがないので、参加するのも初めてでよかったです」

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