歓喜のワールドシリーズ制覇です。
日本時間31日行われたメジャーリーグ・ワールドシリーズの第5戦で大谷翔平選手が所属するドジャースが勝利しワールドチャンピオンに輝きました。
新聞の号外も配られ地元・岩手県民からは喜びの声があがりました。
4勝先取のワールドシリーズ。
3勝で制覇に王手をかけているドジャースと1勝のヤンキースによる第5戦。
大谷は1番指名打者で先発出場し、第1打席は、センターフライに倒れます。
3回の第2打席は、アウトコース低めのチェンジアップを打たされレフトフライとなりました。
5対0とヤンキースリードで迎えた5回。
ドジャースはヒットや相手のエラーで1アウト満塁のチャンスを作り打席には大谷。
追い込まれてからの4球目。縦に大きく落ちるナックルカーブで空振り三振と、快音を響かせることができません。
しかし、続くベッツ、フリーマン、ヘルナンデスの3連続タイムリーでドジャースはこの回5点をあげ、試合をふりだしに戻します。
このあと一時は勝ち越しを許したドジャースでしたが、8回に6対6の同点に追いつくとなおも1アウト1・3塁で大谷の第5打席。
大谷のバットに、キャッチャーが突き出したミットがあたり、打撃妨害で出塁し、つなぎます。
すると続くベッツがセンターへの犠牲フライを放ちドジャースが勝ち越しに成功。
この1点差を守りきったドジャースが7対6で勝利し、4年ぶり8回目のワールドチャンピオンに輝きました。
大谷31日は4打数ノーヒットでした。
(大谷翔平選手)
「最後まで一番長いシーズンを戦えたことを光栄に思いますし、このチームに来て1年目で、こういう結果に立ち会えてすごく光栄だなと思う」「何よりも必要だと言ってもらえた、プレーしてほしいと言ってもらえたことがすごく光栄に思っているので、そこに対してそういってもらえたことに感謝していますし、そういう気持ちが1年間、自分の中で頑張ってこられた要因なのかなと思っています」
(場面は変わり、岩手)
「号外でーす」
ドジャースのワールドシリーズ制覇を受けて、新聞の号外も発行です。
岩手日報の号外は、盛岡、花巻、北上、奥州の街頭でおよそ3万8500部が配布されました。
受け取った人たちからは、喜びの声があがっていました。
(ファンは)
「シャンパンファイトを見て、それで(ユニフォームを)着ました。ちょっとうるっと来ちゃいましたね。今晩これからシャンパンファイトですよ!仲間と。もう今晩は乾杯です」
「ほんの一息でもいいから、奥様とワンちゃんとしっかり癒して、それからまた新たなステージへ行ってもらえたら」
「エネルギーをもらえる、そんな感じ。この暗い世の中に暗いニュースばっかりだけど、大谷の話題だけは明るい」
50本塁打50盗塁を達成し、ワールドチャンピオンで締めくくるという今シーズンの大谷の大活躍に多くの県民が力をもらいました。
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