非常に強い台風21号(コンレイ)は、勢力を保ったまま沖縄の南から台湾付近に進む見込みで、気象庁は沖縄で暴風に警戒するよう呼びかけています。

その後は、2日に温帯低気圧に変わって、本州方面に進む見込みで、西日本を中心に大雨となるおそれがあります。


■31日11時
沖縄の南の北緯22度10分、東経121度50分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧:935ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:50メートル
最大瞬間風速:70メートル
中心から半径220キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心の東側600キロ以内と西側330キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

■31日正午推定
北緯22度20分、東経121度40分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいるものと推定されます。

中心の気圧:935ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:50メートル、
最大瞬間風速:70メートル
中心から半径220キロ以内では風速25メートル以上の暴風が、また、中心の東側600キロ以内と西側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いているものと推定されます。


台風は1日以降、進路を東寄りに変え、本州方面に接近する見込みで、2日には、温帯低気圧に変わるものの、九州から関東、北陸を含む広い範囲で、大雨のピークとなりそうです。

特に九州北部では、非常に激しい雨が降る見込みで、低地の浸水や、河川の増水などに注意警戒が必要です。

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