自民・国民民主両党の幹事長らがきょう、国会内で会談し、経済対策や税制などをめぐり両党の政策責任者間で協議を開始することで合意しました。国会記者会館から中継です。

自民党と国民民主党の政策協議入りが合意したことで、国会における「部分連合」の成立が現実味を帯びてきました。

自民党 森山裕 幹事長
「税調同士とか政調同士とか、それぞれ分野分野で協議をしていきましょうということで合意ができました」

国民民主党 榛葉賀津也 幹事長
「政調会長同士の会議体を設けてほしいという話がございましたが、我々のほうではそうではなくて、案件ごとにひとつひとつ我々が対応していきたいと」

自民党の森山幹事長と国民民主党の榛葉幹事長は国会内でおよそ15分間会談し、両党の国会対策委員長も同席しました。会談で両党は、今後、経済対策や税制改正など個別の政策ごとに政策責任者間で協議し、対応していくことで合意しました。森山幹事長によりますと、協議には公明党も加わるということです。

また、自民党側は来月9日以降に石破総理と国民民主党の玉木代表による党首会談を打診し、国民側は「持ち帰る」と応じました。自民党側は政府が提出する予算案への協力も求めましたが、政策合意へのハードルは高く、協議は紆余曲折が予想されます。

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