県総合防災訓練が青森県弘前市で行われ、宮下宗一郎知事が震度6強の地震が発生し、建物の倒壊や火災が相次いだほか、集落が孤立した時の対応を確認しました。

弘前市で12年ぶりに開かれた県総合防災訓練は、市内で震度6強の地震が発生し、建物の倒壊や火災が相次いだほか、山間部では孤立した集落があるという想定で行われました。

30日は県や消防、それに自衛隊などから関係者約3500人が参加し、宮下知事が視察しました。

このうち、弘前市運動公園では「はるか夢球場」を使い、高い場所に取り残された人を救助する訓練が行われました。また、救出された人をケガの程度などに応じて治療を優先する順番を決める「トリアージ」を実施し、万が一の対応を確認しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「(県民には)自らの備えが万全かどうかハザードマップ、あるいは避難所の確認、そして防災備品の確認を、きょうぜひしていただきたい」

県は、これからも関係機関と連携を深めながら防災体制を強化したいとしています。

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