子どもに多く見られ、発熱や長引く咳などの症状が特徴のマイコプラズマ肺炎。全国でもその患者数が過去最多となる中、富山県内でも流行が続いています。

「マイコプラズマ肺炎」は、子どもに多い細菌性の感染症で、発熱や倦怠感、乾いた咳などの症状が特徴です。

10月27日までの1週間に富山県内の医療機関から報告された「マイコプラズマ肺炎」の患者数は1医療機関当たり2.40人と、前の週から0.6人増え流行が続いています。

感染経路は主に、飛沫感染と接触感染のため、県は長引く咳などの症状がある場合は医療機関を受診するよう勧めています。

また、乳幼児がかかりやすいとされる「手足口病」の患者数は、1医療機関あたり12.38人と前の週から減少しましたが、依然として高い水準にあり、警報レベルの5人を20週連続で超えています。

このほか、インフルエンザや溶連菌感染症の感染者数も前の週より増加傾向にあり、県は手洗いやマスクをするなどの基本的な感染対策をするよう呼びかけています。

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