まちなかでジャズを楽しんでもらおうという岩国ジャズストリートがきのう山口県岩国市で開かれました。

5年ぶりに復活した音楽イベントに、自身の演奏活動を再開した大学生も参加しました。

ジャズストリートは岩国市内・屋内外の複数の会場で行われる演奏を聴き歩きできる音楽イベントです。

音楽でまちを活性化しようと地元の音楽愛好家などが2015年に始めました。新型コロナの影響で一時中断し、5年ぶりの復活祭。

今回が6回目の開催です。

岩国ジャズストリート実行委員会 橋本大吾実行委員長
「あーもううれしいですね、演奏を楽しんでニコニコしてるお客さんの顔見ると開催してよかったなというふうに込み上げてきます」

トランペットを演奏するのは大学2年生の龍野日菜子さん。

9年前の小学6年生のとき第1回のジャズストリートに参加しました。

現在、東京の大学に通っていますが、実行委員会から声がかかりふるさとでの演奏のために東京から帰省しました。

龍野日菜子さん(20)
「病気で(演奏を)やめてたんですけどそれでも覚えて頂いてたみなさんにほんとに感謝ですし、たぶんこれからまた音楽始めたので頑張ろうと思います」

去年12月に演奏を再開して以来、初めてのステージです。

龍野さん
「自分がたくさんの人に支えて頂いてまた演奏活動が始められたので誰かの支えになれる音楽を作れる人になりたいなというふうに思っています」

感謝の気持ちを込めてみずみずしい音色を響かせました。

橋本実行委員長
「まちなかでやるイベントという風な形を復活させていきたいなと思っていますので通りすがる方が『なんか音楽流れてるから立ち寄って、にぎやかなまちだね』って言ってもらえるようなイベントをまた目指していきたいと思ってます」

訪れたファンはジャズのスイングに身を委ねていました。

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