セーリング競技で、大分市の碩田中学校を卒業した岡田奎樹選手がパリ五輪出場への切符を手にしました。2大会連続のオリンピックとなる岡田選手に意気込みを聞きました。

トヨタ自動車東日本に所属する岡田奎樹選手(28)は、4月にスペインで行われたセーリングの国際大会で9位となり、混合470級で2大会連続のオリンピック出場を決めました。

福岡県出身の岡田選手は5才の頃、大分県別府市にあるヨットクラブで競技を始めました。大分市立碩田中学時代にはジュニアの世界大会で3位に入るなど、早くから世界のトップ選手として活躍してきました。

(岡田奎樹選手)「当時は、別府に国内のトップ選手が集まっていて、小さい頃から身近にうまい選手がずっといたので、切磋琢磨できる人の環境というのはあったのかな」

初めてのオリンピックとなった東京大会で7位に入賞した岡田選手。パリでは日本セーリング界初の頂点を目指します。

(岡田奎樹選手)「日本人初の金メダルということになると、すごくハードルが高いように感じるんですが、いつかは誰かが金メダルを取ると信じてやってきたので、それがたまたま自分の番になっただけなのかなと思うので、あまり意気込まずに全力で頑張りたいです」

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