29日から30日にかけて、山形県の山形新幹線や福島県の東北本線で列車と動物が衝突する事故が相次ぎ、一部の列車に遅れが出ました。
JR東日本によりますと、29日午後8時半すぎ、山形新幹線下りつばさ153号は、山形県南陽市の赤湯駅と中川駅の間で走行中、イノシシと衝突しました。列車は一時停車しましたが、車両点検を行い、安全の確認が取れたため、午後9時2分に運転を再開しました。乗客や乗務員にけがはありませんでした。
この事故でおよそ200人に影響が出ました。
また、30日午前9時ごろには、JR東北本線の上り列車が福島県福島市の松川駅と二本松市の安達駅の間で、小動物と衝突したため、一時停車しました。運転士が降りられない場所だったため、列車を徐行運転で安達駅まで移動させて車両の点検を行ったということです。
点検の結果、運転に支障がないと判断し、およそ40分後の9時37分に運転を再開しました。衝突した小動物が何だったのかは確認できなかったということです。
乗客や乗務員にけがはありませんでした。
この事故でおよそ150人に影響が出たほか、東北本線の上下線あわせて2本に遅れが出ました。
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