詩人・中原中也の誕生日に合わせて詩の朗読会が山口市でありました。


朗読会は、山口市出身の詩人・中原中也の誕生日に合わせて開かれていて、およそ30年続けられています。

117回目の誕生日を迎えた今年は県内外から23人の詩の愛好家が参加し、中也の作品や自作の詩などを朗読しました。


屋外で、空の下で朗読をする会ですが、きょうは雨のため、屋内でありました。会場を訪れた人たちは気持ちが込められた朗読に聞き入っていました。

参加者「きょうのような室内は音響がとてもいいので話している(朗読されている人の)お気持ちの伝わり方が、外とは違ってリアルに感じることができてすてきだなと思いまして新しい発見ができました」

また、優れた現代詩に贈られる中原中也賞の贈呈式があり、東京都在住、佐藤文香さんに賞状とブロンズ像が手渡されました。

佐藤文香さん
「現代詩を書き始め詩集を作りこうやって批評していただくことで次に書く自分の詩そして俳句にも新たな視点が加わりました」

受賞作「渡す手」は5月26日まで中原中也記念館に展示されます。

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