秋の味覚の収穫です。青森県南部町では、干し柿などに加工される町の特産品「妙丹柿」の収穫が最盛期を迎えています。

さわやかな秋晴れの下山の斜面一面約3ヘクタールにびっしりと実っているのは、南部町の特産品「妙丹柿」です。

町内にある金澤よし光さんの畑では、10月15日から始まった収穫は最盛期を迎えていて色や皮を見ながら、次々と柿の実をもぎ取っていきます。

妙丹柿は、渋柿の中では甘味が強いのが特長で、2024年は80グラム以上の大玉が多くなっていて、30トンほどの収量が見込まれりということです。

妙丹柿生産者 金澤よし光さん
(「よし」の字は「示」に「羊」の旧字体になります)

「妙丹柿は渋が強いのですが、渋が強いほうが甘くなるので、すごくおいしい干し柿になりますので、みなさん楽しみにしていただければ。葉っぱが今年は若干、落ちているかなと思いますが、実のサイズ的にも割と大きめです。食べ応えのある干し柿になると思います」

収穫は11月半ばまで続く見込みで、県内では主に干し柿の加工用のほか、装飾用として和歌山県にも出荷される予定です。

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