東北電力は、29日午後7時に原子炉を起動させた女川原子力発電所2号機について、30日午前0時12分に「臨界」に達したと発表しました。
臨界とは、原子炉内で起きている核分裂反応が安定して継続している状態で、東北電力によりますと、これまでに特にトラブルなどは発生していないということです。
この臨界で生じた熱エネルギーによって徐々に原子炉内の水の温度が上がり、発生した蒸気でタービンを回すことで発電が行われます。
東北電力は、11月7日にも発電を再開する予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。