長崎市の短大が、不安障害などで「対面の授業」に出席できない学生のために、学校へ行かずに学習を継続できる「分身ロボット」の導入を目指すことになりました。

「分身ロボット」の導入を目指すのは、長崎市にある長崎女子短期大学です。導入を検討しているのは、東京のオリィ研究所が開発した「OriHime(オリヒメ)」。

大学では、学生が一時的な不安障害などのため「対面の授業」に出席できないケースがあったことを受け、「分身」となるロボットの導入検討を始めました。スマートフォンなどから遠隔操作することで、学校へ行かずに授業を受けられる体制の構築を目指します。

体験した学生:
「授業に関係がない話とかも(ロボットを通して)楽しみたいなと思っています。そして、いつか学校に来られるように支えたいなと考えています」

橋本剛学長:
「授業の場で存在感があり、遠くから参加ができ、対面の不安感をかなり払拭できるのはこの『OriHime(オリヒメ)』なんじゃないかなと思っています」

長崎女子短期大学では来年度からの本格導入にむけて今後、実証実験を行う予定です。

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