大型で強い台風第21号は、フィリピンの東を1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいます。

 気象庁の発表によりますと、大型で強い台風第21号は、29日15時にはフィリピンの東の北緯17度55分、東経126度40分にあって、1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径560キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、12時間後の30日3時にはフィリピンの東の北緯19度00分、東経125度20分を中心とする半径45キロの円内に達し、非常に強い台風になる見込みです。
中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されます。
予報円の中心から半径210キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 24時間後の30日15時にはフィリピンの東の北緯19度50分、東経124度10分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。
予報円の中心から半径290キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 48時間後の31日15時には台湾の北緯22度55分、東経121度05分を中心とする半径100キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。
予報円の中心から半径290キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

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今後の台風情報にご注意ください。

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