27日に投開票が行われた衆議院選挙。島根1区では、立憲民主党の前職・亀井亜紀子さんが、自民党の前職・高階恵美子さんとの激戦を制し、4月の補選に続き保守王国で勝利を収めました。
島根1区では、4月の補欠選挙で、故・細田博之さんの自民後継候補を亀井さんが破り、小選挙区制になって以来、初めて自民から議席を奪いました。
今回は、亀井さん、高階さん、そして共産党の新人・村穂江利子さんと、女性3人の戦いとなったことも注目を集めていましたが、選挙戦後半、こんな一幕がありました。
石破総理の妻・佳子さんが自民・高階さんの応援で島根入りした時のこと。今回、島根県では1区・2区あわせて6人の立候補者のうち、5人が女性だったのですが…
自民党島根県連 園山繁 幹事長
「6人の候補者の中で、一番政治経験も、実績もあります」「少し残念に思いますのは、今回、島根県で立候補したのが6人のうち5人が女性であると」「私の家庭ばかりではなく、どうも社会が女性を女性を希求してきた証ではないかと」
この発言に対しネットでは、こんな反応が…
「女性軽視も甚だしい」
「総理夫人の前でこんな発言をするとは」
陣営関係者によりますと、本人には深く反省させているが、不本意な切り取り方をされてしまった。選挙戦に影響するとは考えていない。としましたが…
立憲民主党 亀井亜紀子さんの演説
「6人のうち、5人が女性候補ということで。それは島根変わったなと思ったんですけど、そしたら残念だという発言がございましたので、がっかりしまして、なかなか島根のね、保守的な権力を持っている方たちは変わらないなと思っております」
立憲民主党 小川淳也 幹事長
「時代遅れも甚だしい」「私は憤りを持ちながら、その発言については受け止めているところ」
立憲側は選挙戦終盤、街頭演説でも問題を取り上げるなど、自民側への追及を強めました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。