衆議院選挙は27日に投開票され、沖縄の4選挙区は自民候補が2勝、オール沖縄候補が2勝となりました。比例単独や比例復活当選を含めると沖縄関係は9人が当選しています。
県都・那覇と周辺離島 沖縄1区は赤嶺氏が制す
当 共産・前職 赤嶺政賢さん (76)4万9838票
自民・前職 国場幸之助さん(51)4万2104票(比例復活)
無所属・元職 下地幹郎さん (63)2万9615票
参政・新人 和田知久さん (64)9271票
国場幸之助さんは比例復活当選。無所属で敗れた下地幹郎さんは政界引退を表明しました。
米軍基地の多い沖縄2区 社民・新垣氏が死守
当 社民・前職 新垣邦男さん(68)6万1216票
自民・前職 宮﨑政久さん(59)4万7272票(比例復活)
維新・新人 赤嶺昇さん (57)2万2959票
参政・新人 今野麻美さん(47)1万1813票
無所属・新人 比嘉隆さん (47)2374票
自民党の宮﨑正久さんは比例・九州ブロックの最後の1議席を獲得し復活当選しました。
「辺野古」抱える沖縄3区 接戦の末に島尻氏が制す
当 自民・前職 島尻安伊子さん(59)7万3226票
立憲・前職 屋良朝博さん (62)7万1457票(比例復活)
参政・新人 新城司さん (46)1万2242票
約1800票差で敗れた立憲民主党の屋良さんは、比例・九州ブロックで復活当選しました。
野党分裂の本島南部と先島の沖縄4区 西銘氏が制す
当 自民・前職 西銘恒三郎さん(59)6万1289票
立憲・新人 金城徹さん (71)4万7248票
れ新・新人 山川仁さん (50)2万 284票(比例復活)
維新・新人 山川泰博さん (54)1万2482票
野党が候補者一本化できなかった沖縄4区では、自民党の西銘さんが時点の立憲・金城さんに大差で勝利しました。れいわ新選組から立候補した山川仁さんは比例で復活当選となりました。
このほか、比例九州ブロックで単独立候補していた公明党の金城泰邦さんは2回目の当選を決め、選挙区と比例代表を合わせて沖縄関係は9人が当選となりました。
県選挙管理委員会によりますと最終投票率は49.96%で、前回2021年を4.94ポイント下回りました。投票率が5割の大台を下回るのは、沖縄県が1970年に国政に参加して以降、衆議院選挙としては初めての事態となりました。(補欠選挙を除く)
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