自民党の裏金問題や物価高、景気対策を主な争点に石破政権の是非が問われた衆院選は27日投開票が行われ、大分県内3選挙区は前職2人と新人1人が当選しました。
無所属で前職の吉良さんに自民党新人の衛藤博昭さん(44)が挑む構図となった大分1区は、吉良さんが9万6944票を獲得し、衛藤さんに2万6000票余りの差をつけて7回目の当選となりました。
保守が分裂し、三つ巴の戦いとなった大分2区は、無所属新人の広瀬建さん(50)が日田市で大きくリードするなどして6万2699票を獲得。立憲民主党前職の吉川元さん(58)に5400票余りの差で初当選しました。吉川さんは、比例九州ブロックで復活当選しました。裏金問題が逆風となった自民党前職の衛藤征士郎さん(83)は、2万7000票余りにとどまりました。
大分3区は、石破政権で外務大臣に就任した岩屋毅さん(67)に立憲民主党新人の小林華弥子さん(56)が挑む戦いとなり、岩屋さんが8万7301票を獲得し、小林さんに2万7000票余りの差をつけて10回目の当選を果たしました。
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