島根県安来市出身の画家・加納莞蕾の生誕120年を記念した企画展が、安来市の美術館で開かれています。
安来市加納美術館で開かれているこの企画展は、生誕から今年で120年となる加納莞蕾の業績や人間像を後世に伝えていこうと開かれたものです。
莞蕾の作品31点が展示されていて、このうち6点が初公開となっています。
こちらはその1点、「池畔晩秋」。
浜田城近くの風景を描いたもので、浜田市の空き家で発見され、今回、展示される運びとなりました。
「千手観音像」は下書きの状態のもので、どのような仕上がりとなっていたのか、想像を掻き立てます。
安来市加納美術館 千葉潮 館長
「莞蕾の作品を通して生涯を見て頂くのと同時に、色んな平和の活動をしてますので、世の中と動きとリンクさせて知っていただきたいと思っておりまして資料もたくさん出しております」
企画展「生誕120年 人間、加納莞蕾」は、安来市加納美術館で12月23日までです。
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