27日投票が行われた衆議院選挙で、長野県内の5つの小選挙区は立憲民主党が3議席、自民党が2議席で確定しました。自民党は前回4議席から2議席に減らし、立憲民主党は1議席から3議席に増やしました。
また、小選挙区で議席獲得はなりませんでしたが、比例の北陸信越ブロックで長野5区の立憲民主党の新人が比例復活で初当選、長野3区では自民党の前職が比例復活で当選を決めました。
【長野1区】
立憲民主党の前職、篠原孝さんが8回目の当選。小選挙区で前回当選した自民党の前職若林健太さんに1万6000票余りの差をつけました。一方、裏金問題で重複立候補を認められなかった自民党の若林さんは再選とはなりませんでした。
【長野2区】
立憲民主党の前職、下条みつさんが6回目の当選を果たしました。前回比例復活した自民党の前職務台俊介さんは議席維持とはなりませんでした。
【長野3区】
前職同士の一騎打ちとなった長野3区は、立憲民主党の前職、神津健さんが再選を果たしました。前回選挙で小選挙区で敗れ比例代表での当選となりましたが、今回は、自民党前職の井出庸生さんに2万票余りの差をつけて、雪辱を果たしました。
一方、自民党の井出さんは、小選挙区での議席を守れず、比例で復活し当選を決めました。
【長野4区】
自民党の前職、後藤茂之さんが共産党新人の武田良介さんに2万5000票余りの差をつけて、8回目の当選を決めました。
【長野5区】
激戦となった長野5区は、自民党の前職、宮下一郎さんが7回目の当選を果たしました。一方、立憲民主党の新人福田淳太さんは、宮下さんに9400票差に迫り、比例の北陸信越ブロックで復活当選を決めました。
最終投票率は57.21%で、前回3年前の選挙を2.56ポイント下回りました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。