JNNの調査結果やこれまでの取材などから、立憲民主党の平岡秀夫さん(70)は、山口2区の小選挙区では敗れましたが、比例中国ブロックでの当選が確実となりました。

平岡さんは岩国市出身で東京大学法学部を卒業後、旧大蔵省などを経て、2000年から山口2区と比例中国ブロックで5回当選しました。

2011年、野田内閣では法務大臣を務めました。選挙戦では、核軍縮や日米地位協定の見直しに取り組み、基地周辺住民の安心安全な生活を守るなどと訴えました。

今回の選挙で注目を集めた政治とカネの問題を巡る対策については「政治資金規正法は、裏金事件の舞台となった政治資金パーティーも政党の本支部への企業・団体献金も禁止していない。政策活動費や企業・団体献金の禁止等を内容とする同法の再改正を図るべきと考える」。

物価高などへの経済対策については「公平な税制および再分配、最低賃金引き上げなどによる労働分配率を上げる取り組み、医療、介護、教育、保育などの公共サービスの拡充が必要と考える」と取材に答えました。

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