「ふらっと立ち寄り気楽に外の世界とつながりを持ってほしい」そんな願いから生まれました。

山梨県はメタバースを使ったひきこもり支援をスタートさせました。

インターネットの仮想空間=メタバースを使って県が25日に始めたのは、ひきこもり支援事業「ふらとぴあ」です。

「ふらとぴあ」は、県のホームページから24時間いつでも匿名で利用でき、自分の分身であるアバターを作成して、動き回ることができます。

空間にはひきこもり支援の情報が載った掲示板があるほか、北杜市のひまわり畑など県内5か所の観光地を見ることができ、事前予約制による個別相談も受けられます。

県内では4年前の調査でひきこもり状態にある人が615人いて、国の調査ではおととし時点で人口の約2%と推計されています。

県の担当者は「メタバースで一緒の空間を共有し少しでも気持ちが楽になったり、前向きな気持ちになってほしい」とコメントしています。

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